キップデヴィル (Kip Deville) は、アメリカの競走馬。主な勝ち鞍に2007年のブリーダーズカップ・マイル、フランク・E・キルローマイルハンデキャップ、2007年と2008年のメーカーズマークマイルステークス(2007年はG2競走)、2009年のガルフストリームパークターフハンデキャップなど。
経歴
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2005年11月14日、レミントンパーク競馬場でのメイドン競走でデビューし、1着。しばらくの間はアローワンス競走、ブラックタイプ競走、リステッド競走を中心に出走して勝ち星を積み重ね、2006年12月のG3競走サービューフォートステークスで初めて重賞を制し、4歳となった2007年初戦のフランク・E・キルローマイルハンデキャップも制してGI競走初勝利を挙げた。G2競走メーカーズマークマイルステークスにも勝利して重賞3連勝を記録するが、続く4戦は勝てずに終わる。4戦勝てないまま臨んだブリーダーズカップ・マイルではエクセレントアートに1馬身差をつけて優勝した。2008年は、この年からGIに昇格したメーカーズマークマイルステークスを連覇し、G3競走ポーカーハンデキャップも勝って二度目の重賞3連勝を記録したが、続くウッドバインマイル5着、ブリーダーズカップ・マイル2着、香港マイル9着と3戦して未勝利に終わる。6歳となった2009年は初戦のガルフストリームパークターフハンデキャップを制したものの、ドバイデューティーフリーはグラディアトラスの10着。帰国後、ポーカーステークス4着、フォースターデイヴハンデキャップ8着と2走ののち疝痛で休養に入り、11月12日に引退。蹄葉炎も併発し治療を続けた結果、2010年の3月ごろには回復の兆しもみせていたが、やがて容体が悪化し、6月11日に安楽死の処置が執られた。
競走成績
以下の内容は、EQIBASE、Racing Post、香港賽馬會の情報および記載法に基づく。
- BT:ブラックタイプ競走
血統表
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、Racing Post、香港ジョッキークラブ




