タンザニア軍

タンザニア人民防衛軍（タンザニアじんみんぼうえいぐん、スワヒリ語: Jeshi la Ulinzi la Wananchi wa Tanzania）は、タンザニアの軍隊である。

概要

タンザニア軍は陸軍、海軍、空軍から構成される。

兵力は陸軍23,000名、海軍1,000名、空軍3,000名で、これとは別に予備役が80,000名存在する。この他に準軍事組織として警察1,400名を擁している。

データ

• 軍事予算 - 9億4,300万ドル(2022年)
• 兵役 - 徴兵制(2年間)

歴史

組織・編制

陸軍

編成は以下の通り。

• 機甲旅団×1
• 歩兵旅団×5
• 砲兵大隊×4
• 迫撃砲大隊×1
• 対戦車大隊×2
• 対空砲大隊×2
• 工兵大隊×1
• 補給隊×1

保有装備は以下の通り。

戦車・装甲車

• T-54・T-55戦車×30両
• 59G式戦車×15両
• VT-2戦車×5両
• FV101軽戦車×30両
• 62式軽戦車×25両
• 63A式軽戦車×2両以上
• BRDM-2装甲偵察車×10両
• BTR-40,BTR-152装甲兵員輸送車×推定10両
• 92式装輪装甲車×10両
• 92式装甲兵員輸送車×4両
• FV101 スコーピオン×4両
• キャスパー装甲兵員輸送車×5両
• 05式自走迫撃砲×10両

火砲

• D-30 122mm榴弾砲×20門
• 54-1式（M-30） 122mm榴弾砲×80門
• 59-1式 130mmカノン砲×30門
• 07PA式 自走120mm迫撃砲×3両以上
• BM-21 自走ロケット発射機×58両
• A100 自走ロケット発射機×3両以上
• M-43 82mm迫撃砲×100門
• M-43 120mm迫撃砲×50門
• 52式（M-20）無反動砲
• 56式（D-44） 85mm野砲×75門

海軍

所属艦艇についてはタンザニア海軍艦艇一覧を参照のこと。 独立当初は西ドイツの援助で小規模な沿岸警備を行ったが、タンザニアの東ドイツとの国交樹立で西ドイツから協力を解消されたため、1971年に中華人民共和国の援助で設立された。 基地がダルエスサラームに存在し、中国の支援で建設された。

空軍

保有機体は以下の通り。

• F-7TN×9
• FT-7×2
• JL-8×5
• J-6×２
• C-27J スパルタン×1
• SB7L-360×1
• セスナ404×2
• Y-8×2
• Y-12×2
• DHC-5D×3
• Y-12×2
• フォッカー F28×1
• フォッカー F50×1
• ガルフストリーム G550×1
• FT-5×3
• K-8×6
• EC225M×7
• アントノフ An-28×1
• ベル 412EP×1
• H225×1以上
• ベル 205（AB-205）×1

防空装備は以下の通り。

• SA-6
• SA-7
• ZPU-2/4×40
• ZU-23-2×40
• 61-K(M1939) 37mm対空砲×120

関連項目

• タンザニア
• 各国の軍隊の一覧

参考文献

International Institute for Strategic Studies(IISS),The Military Balance 2008

脚注