青年新政(せいねんしんせい、英: Youngspiration、中国語略称:青政)は香港民族の自決を主張する香港本土派の政党である。「香港の中国化」と「赤化」(共産主義化)に反対し、香港と中国を分離することを主張していた。
概要
香港の立法会議員に当選した游蕙禎、梁頌恆がともに所属した政党として有名である。
2016年時点で、「青年新政」には100人余りの党員がおり、その大部分が20代から30歳にかけての若い社会人であった。
游蕙禎は日経新聞のインタビューに対し、青年新政と従来の香港民主派や香港本土派の違いは、香港人のアイデンティを強く持つかどうかであり、香港を優先するかどうかであると答えた。
議員資格取り消し
2016年、中国の全国人民代表大会が香港基本法の解釈を示し、立法議員に当選した梁頌恆と游蕙禎は就任宣誓の際に、中国に忠誠を誓う文言を拒否したことから議員資格を無効とした。 全人代が、香港基本法の解釈を直接示すのは異例であった。両氏は香港の高等法院に訴訟を起こしたが、敗訴している。 その後、梁頌恆は家族と縁を切り、青年新政からも身を引いたとしている。
脱退者
- 発言人の周世傑は2016年2月2日に青年新政を脱退した。
- 元立法会議員の游蕙禎は2019年6月28日に青年新政を脱退した。
- 元立法会議員の梁頌恆は2020年12月11日に青年新政を脱退し米国に亡命した。
関連項目
- 立法会
- 香港独立運動
- 香港民族論
脚注



