松平 頼煕(まつだいら よりひろ)は、江戸時代後期の讃岐国高松藩の世嗣。官位は従四位下・侍従、右京大夫。
略歴
第9代藩主・松平頼恕と正室・倫姫の長男として誕生した。正室は有馬頼徳の娘・謳。
父の跡を継いで第10代藩主となった松平頼胤(第8代藩主・松平頼儀の実子で、頼煕の母方のおじにあたる)の養子となる。天保13年(1842年)、第12代将軍・徳川家慶に御目見し叙任するが、家督相続前の弘化3年(1846年)7月5日(もしくは19日)に21歳で早世した。代わって異母弟・頼聰が嫡子となり、家督を継いだ。




