肩透かし(かたすかし)とは、相撲の決まり手の一つである。差手を相手の腋に引っ掛け、体を開きながら前に引き、もう一方の手で相手の肩を叩き、相手を倒す技。相手の力を利用する為、かなり高度な技術を要する難度の高い決まり手である。なお、この技を仕掛ける場合は「肩透かしを引く」という表現を用いる。

かつては横綱旭富士正也や小結琴稲妻佳弘、関脇豊ノ島大樹、栃煌山雄一郎が得意としており、2020年代に入ってからは翠富士一成がその使い手となった。1986年1月場所初日、進退をかけて出場した横綱隆の里俊英は、関脇保志信芳(のち横綱北勝海信芳)にこの決まり手で敗退した後、現役引退を表明した。

相手にはぐらかされたり、拍子抜けした際に用いられる慣用句「肩透かしを食らう」の語源ともなっている。

参考文献

  • スポーツ報知大相撲ジャーナル2017年7月号

関連項目

  • 相撲
  • 大相撲の決まり手一覧
  • 叩き込み
  • 引き落とし

脚注

出典


翠富士、力士情報。得意技は肩透かし

肩部X光透视图图片

niko and...(ニコアンド)の「肩透かし柄ニットTシャツ(Tシャツ/カットソー)」 WEAR

肩透かし クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba

写真 (11枚目) 肩だけ透けてる服、透けボトム…インナー選び、どうしたらいいの? LOCARI(ロカリ)