千葉 熊治(ちば くまじ、1895年(明治28年)4月23日 - 1962年(昭和37年)12月28日)は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。功四級
経歴
1895年(明治28年)に宮城県で生まれた。陸軍士官学校第29期、陸軍大学校第40期(優等)卒業。ドイツ駐在を経て、1937年(昭和12年)11月に陸軍省兵務局兵務課高級課員に就任した。1938年(昭和13年)7月に陸軍工兵大佐に進級、第21師団参謀長に就任し、日中戦争に出動。徐州に駐屯し、蘇北作戦などに参加した。1940年(昭和15年)3月9日に第12軍高級参謀を経て、9月30日に陸軍省整備局交通課長に就任した。
1941年(昭和16年)10月に陸軍少将に進級し、1942年(昭和17年)3月に第5特設鉄道司令官(第25軍)に就任した。1943年(昭和18年)1月18日に飛行場設定練習部附、11月25日に陸軍築城部本部附を経て、1944年(昭和19年)7月18日に陸軍築城部本部長に就任した。1945年(昭和20年)3月1日に陸軍中将に進級し、4月7日に機動打撃兵団である第72師団長に親補され、福島県郡山付近で終戦を迎えた。
脚注
参考文献
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。




