ボンブ・グラッセ(フランス語: Bombe glacée)、または単にボンブ(Bombe)は、アイスクリームを用いて作ったフランスの菓子。ボンブ・グラッセを作る際に使われる球形の型(ボンブ型(フランス語: bombe à glace))が砲弾に似ていることからその名が付けられた。

ボンブ・グラッセを普及させたのはオーギュスト・エスコフィエであり、彼は著書『ル・ギード・キュリネール』にて60個以上のレシピを掲載した。また、ボンブ・グラッセが初めてレストランに登場したのは1882年である。

概要

カトリーヌ・ド・メディシスがアンリ2世 (フランス王)に嫁いだ際にフランスに持ち込まれた菓子の1つにズコットがあり、その型がいつしかボンブ型と呼ばれるようになり、ボンブ型(フランス語: bombe à glace)と呼ばれる球形の型にアイスクリームやソルベを層にして詰めた料理である。外側のアイスクリームやソルベには固めのものを、内側のアイスクリームやソルベに柔らかめのものを用いる 。

ボンブ型には、浅いもの、深いもの、ロケット型、円錐形などさまざま形状がある。冷やし固めてからの型抜きがしやすいよう、空気穴を設けた型もある。

出典


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