鈴木 幾次郎(すずき いくじろう、1869年6月30日(明治2年5月21日)- 1938年(昭和13年)10月11日)は、明治から昭和前期の実業家、政治家。高松市長。旧姓・佐々木。

経歴

讃岐国香川郡高松城下西瓦町(現香川県高松市瓦町)で「大和屋」佐々木清三の二男として生まれ、1889年(明治22年)7月、高松古馬場町「伏石屋」鈴木伝五郎の養子となる。東京専門学校を卒業。1904年(明治37年)3月に家督を相続した。

香川銀行頭取、中国銀行重役などを務めた。

1908年(明治41年)5月25日、第3代高松市長に就任。教育施設の充実、水道敷設の推進、市歌の制定などを推進した。観光案内書「高松しるべ」の作成を行い観光の振興にも尽くした。1914年(大正3年)5月24日に市長を退任した。

その後、香川県教育会副会長に就任し、教育方面でも活躍した。

親族

  • 妻 鈴木ユキ(養父長女)
  • 長女 川崎舎富美子(川崎舎恒三の妻)
  • 長男 鈴木義伸(高松市長)

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 『香川県大百科事典』四国新聞社、1984年。
  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第3巻、歴代知事編纂会、1983年。
  • 梶原竹軒監修『讃岐人名辞書』高松製版印刷所、1933年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。



ボード「Motivation」のピン

写真3/11|世界最大規模の若手ファッションクリエーター発掘コンテストITSで、日本の鈴木一郎がグランプリ ファッションプレス

鈴木喜三郎 れきこん

世界へ飛び出した日本人vol.2 鈴木一郎さん

川崎市立図書館:鈴木喜三郎(川崎ゆかりの人物)