寺西 閑心(てらにし かんしん、生没年不詳)は、江戸時代前期に活躍した侠客、剣術家である。

経歴・人物

尾張に生まれる。初めは当時下総の古河藩主であった土井利隆に仕えたが、万治元年(1660年)利隆が隠居したことにより江戸に入った。

後に剣術を庶民に対し伝達したが、侠客となり深見重左衛門と親交を深めた。晩年は赤坂にて侠客の集団である「六法組」に属する13人余りを斬った後に下野に亡命したとみられているが、その後の経歴については不明。

脚注


画像】巳之助の化け猫、獅童の超歌舞伎、勘九郎と七之助の爪王に、松緑の赤穂義士外伝~歌舞伎座『十二月大歌舞伎』第一部・第二部観劇レポート」の画像

歌川国貞による浮世絵「「寺西閑心 沢村訥升」」

歌川国芳による浮世絵「「小むらさき」「白井権八」「寺西閑心」」

歌川国貞 「寺西閑心」 演劇博物館デジタル 浮世絵検索

歌川国貞による浮世絵「「花揃出情競 四 寺西閑心 白井権八」」